大判マグネットシートとは

大判マグネットシートは、B3以上の大きさで、裏面が磁石になっているポスターのようなシートです。裏面がマグネットになっているので、磁石がつく鉄やスチール面などであれば貼り付けたり、外したりすることができ、貼り替えが容易で、再利用もできる便利なシートです。
大型出力屋のマグネットシート印刷は、業務用のロールタイプのマグネットシートを材料としているので、最大幅1.0m、最大長さ5.0mといった特殊サイズまで製作可能です。また不定形サイズや角を丸くしたり、自由な形にカット加工も可能なので、小型サイズの販促ツールとしてマグネットシート印刷の製作実例は数多くあります。
大型出力屋のマグネットシート印刷で、よくある使用例は、商品PRやイベント告知、企業広告としての車用マグネットシート、交通安全や防犯用の車用マグネットシート、営業時間案内やお客様誘導のための店舗用看板として、表面にホワイトボードシートを施した予定表、工程表、目標掲示用としてのオフィス用マグネットシートなどに使用されているケースがあります。

大型出力屋のマグネットシートの特徴

大型出力屋のマグネットシートは、マグネットシートの中では厚みのある0.8mm厚の業務用マグネットシートです。厚く柔らかいシートなので、車体などの緩やかな曲線にも沿って貼りつきます。マグネットシートの作成方法は様々ありますが、大型出力屋ではインクジェット印刷をした糊付き塩ビシートにラミネート加工をし、シート状のマグネットに貼り付けたものを商品としています。この作成方法は、大判のマグネットかつ多品種小ロットの製造に適しています。また、ラテックスインクでのインクジェット印刷のため、色落ちなどの耐候性にも優れ、単色印刷と同じ価格でフルカラー印刷にも対応し、印刷の仕上がりも溶剤インクに比べて非常にきれいです。
大型出力屋ではご利用される場所や用途に応じて「POP用マグネットシート(屋内)」、「車用マグネットシート(屋外)」、「ホワイトボード仕様マグネットシート」からお選びいただけます。
「POP用マグネットシート(屋内)」は、屋内でのご利用や、屋外でも1年未満の短期でのご利用にオススメです。マグネット表面の塩ビシートとラミネートが短期仕様で安価なため、コストを抑えることもできます。
「車用マグネットシート(屋外)」は、使用環境にもよりますが、屋外で1年～3年程度の中期利用に適しております。塩ビシート、ラミネートともに中期向けのものを使用し、さらにラミネートはUVカット仕様なので、車に貼り付けての使用などの屋外でも問題ありません。
「ホワイトボード仕様マグネットシート」は、表面にホワイトボードマーカーで書き消しができるラミネート加工をしたマグネットシートです。スチール製の壁面やパーテーションなどに簡単に貼れ、簡単に剥がせるので、当番表や行動スケジュール表、作業工程表、社内目標、営業所マップや防災マップなどとしてオフィスや行政事務所、公民館などで幅広く活用できます。

大型出力屋へのマグネットシート印刷の
デザイン、データ入稿、納期について

大型出力屋のマグネットシート印刷は、1枚から、不定形サイズでのご注文に対応しております。基本、イラストレーターやPDFでのデータ入稿をお勧めしていますが、ワードなどのオフィス系データの入稿にも対応しております。※オフィス系などの場合、別途変換料必要。
色の再現性が気になる場合は、小型サイズにて本紙校正1回を無料でご提供しています。※オフィス系データの場合は、色の再現性は難しいため、イラストレーターデータでの入稿をお勧めします。
マグネットシート印刷の通常納期は、データ確認後、2〜3日での出荷になります。お急ぎの場合はご注文時にその旨お伝えください。

マグネットシートの磁力について

マグネットシートには粒子の違いによって、「等方性」マグネットと「異方性」マグネットがあり、大型出力屋では「等方性」マグネットを採用しています。
等方性マグネットは、どの方向にも均一に磁力がかかり、比較的安価で、初心者マークやオフィスのホワイトボード、ノベルティ用マグネットなどに広く利用されています。
異方性マグネットは、一方向のみに磁力がかかるため等方性よりも磁力は強いですが、比較的値段が高く、電化製品や工業製品などに利用されています。
磁力は強ければいいというものではありません。例えば、マグネットシートを車に貼った際に磁力が強すぎると、マグネットシートを剥がす時、車体に傷をつける可能性があります。大型出力屋の大判マグネットシートでは、比較的磁力が強くない等方性マグネットを採用してはいますが、磁力をカバーするために0.8mmという厚いマグネットシートを使用しているので、外でも安心してご利用いただけます。

自動車用として使用する際の注意事項

自動車の平らな面に隙間ができないように貼り付けてください。マグネットシートと車体の間に隙間ができてしまったり、デコボコがある場所に貼ると、走行中に落下する可能性があります。また、車体の水分や汚れ等をよく拭き取ってから貼り付けてください。
長期間貼りっぱなしにしておきますと車体の塗装面を傷める原因になりますので、1週間に1度は取り外してマグネットシートと車体の洗浄をしてください。洗車をする場合は、マグネットシートは取り外してください。
車に企業名を貼ったり、販促用品や社内掲示板、店舗用の簡易看板として、幅広く使用されています。